2018年7月19日木曜日

子どもの文章力を伸ばすには夏休みが最適①

リサです。

こんにちは。

いよいよ夏休み。

…ですがその前に、多くのお子さんは通知表をもらって帰ってきますよね。

国語の成績、いかがでしたか?

息子が2年生の時、国語の文章力の項目が3段階のC、つまり一番下でした。

私立と公立とか、公立でも地域によっても違うのかもしれませんが、

息子の通う小学校では、

  • ほとんどの子がB(真ん中)
  • ものすごくできる数人がA(滅多につかない)
  • その反対がC

なのだそうです。

これには慌てました。

だって「ものすごくできない数人」 に選ばれてしまったわけですから。

それから息子の作文特訓が始まりました。

そしてその甲斐あって、2学期の成績はなんとA!

ものすごくできない数人から一気にものすごくできる数人になりました。


そこで今日は、 

私が息子にやらせた作文特訓法をお教えしたいと思います。



     作文が書けない理由は何?


まず、お子さんが作文を書けないのはどうしてなのでしょうか?
  1. 書きたいことがない?
  2. 書きたいことがありすぎてまとめられない?
  3. 何を書けばいいのかわからない?
おそらく作文を書けないお子さんの多くは、

何を書けばいいのかわからないのだと思います。

題材を見つけることができても、あるいはこちらが与えても、

今度はそれをどのように膨らませればいいのかがわからない。

だから日頃饒舌な子でも、

原稿用紙を前にすると急に無口になってしまうのです。

では何故、作文力を伸ばすには夏休みが絶好のチャンスなのでしょうか。



     何故夏休みが最適なのか


とりたてて変わったこともない日常から題材を探すのは、大人でも難しいですよね。

給食が美味しかった、とか

テストで100点を取った、とか

友達と喧嘩をした、とか、

探せば題材は沢山あるでしょう。

でもそれを膨らませるのは結構難易度が高いですね。


だから夏休みなのです。


夏休みは非日常の楽しい体験を沢山しますよね。

ですから題材に困りません。

それに時間も沢山あります。


最近は低学年でも6時間あるのが普通で、放課後も塾や習い事、

さらに土日は野球やサッカーなど、小学生も本当に多忙です。

その中でまとまった時間を作るのは難しいですよね。


でも、夏休みなら数日おきに1時間くらいの時間を作ることは

できるのではないでしょうか。



     日記はおすすめしない


作文の練習と言えば、まず日記を思い浮かべる方が多いと思います。

もちろん文章を書くのが好きなお子さんはどんどん書いたら良いと思いますが、

作文が苦手な子には日記はおすすめしません。


なぜなら日記はモチベーションが上がらないからです。


だっていくら一生懸命書いても、読んでくれる人がいません。

返事も来ません。

お母さんは指導者ですから読者には入りませんよね。


 お父さんが単身赴任で週末しか会えないとか、

一緒に住んでいるけれど夜遅く朝も早くて会話ができないなどのご家庭で、

お父さんと交換日記をするというのなら良いと思います。

でも、それだけ忙しいご主人にとって交換日記は負担になってしまいますよね。


それに、日記って毎日書かなければいけないイメージがありませんか?

いくら夏休みとはいえ、さすがにそれは大変ですよね。

しかも書かない日があるとサボった気分になって

後ろめたくなってしまったりします。

子どもはそんなこと気にしないかもしれませんが、親のほうがイライラして

「今日日記書いてないでしょう。昨日も書かなかったじゃないの!」

なんて怒ってしまいそうですよね。

それでは

どんどんモチベーションが下がって作文が嫌いになってしまい逆効果です。



     作文練習には手紙がおすすめ 


そこでおすすめなのが手紙です。

今はメールという便利なものが普及して「文通」なんていう言葉はほとんど

死語になってしまいましたが、この文通が作文特訓に最適なのです。


文通が作文の練習におすすめな理由 


手紙は読ませる相手が明確ですから書きやすい 

ですし、

返事をもらえるのでモチベーションも上がりやすい 

のです。

それに無味乾燥な原稿用紙に書くより、

可愛い便せんに書いた方が楽しいですよね。

お子さんの好きなキャラクターの便せんなど、

お子さんのモチベーションが上がりそうなものを選んであげましょう。


また、文通なら返事が来るまでは書かなくていいので、

自然と数日に1通書けばよいことになります。

そのため、楽しみながら無理なく続けられるのです。


誰と文通する?


でも文通には相手がいりますよね。

そこで、おじいちゃんおばあちゃんに協力してもらいましょう。

もう定年していらっしゃれば時間は沢山あるでしょうし、

まだお仕事をされていても、かわいい孫のためなら頑張って

お返事を書いて下さるのではないでしょうか。

最近は自宅で簡単に写真を印刷できますから、

お子さんの写真も同封して差し上げればさらに喜ばれますね。

文通は、

子どもに作文の練習をさせながら、おじいちゃんおばあちゃん孝行 

もできてしまうのです。


父方母方両方の実家に書いたとしても、よほど筆まめなご両親でもない限り

届いたその日に返事を投函するということもないでしょうから、

だいたい2~3日に1通と、程よい間隔になると思います。



     文通を利用すれば学校の宿題も楽になる


文通ばかりに時間を取られて学校の宿題がおろそかになってしまっては

困りますよね。

でも、沢山手紙を書いたのなら宿題にも有効活用してしまえばいいんです。


うちの場合は、宿題の絵日記は祖父母に書いた手紙の中から

絵を描きやすいものを選ばせ、文章はほぼそのまま清書させました。


また、ほとんどの小学校で自由研究の宿題が出ると思いますが、

自由研究と言っても絵を描いたり作品を作ったり、

研究というよりは自由課題でOKな学校が多いですよね。

それならば、こちらから出した手紙をコピーしておき、

いただいたお手紙と合わせてファイルすれば、

自由研究として提出することもできるのではないでしょうか。

お出かけした時のことを書いた手紙には写真も添えるといいですね。

さらに、郵便の仕組みを簡単にまとめたものをつければ完璧ですね。


手紙を頻繁に書くのは大変ですが、

日記や自由研究にも使えると思えばお得な学習ではありませんか?


では具体的にどのように書かせれば文章力がアップするのでしょうか?

その方法は次回書かせていただきたいと思います。


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